京都市でこれから保活をする人に、一斉面談や小規模保育園のことなどなど自分の経験を書いてみます

私が書いています

吉岡

Web制作・Webマーケティングを仕事にしているお腹の弱い30代・アンカーリンク代表。Webやビジネスのことを中心に、日々の生活のことや持病のことなども情報発信しています。クローン病歴10年以上。

※この投稿は以前使っていた別ブログで2018年1月に書いたものです。

うちの子は今は3歳で、小規模保育園にお世話になっていますが、あと3カ月もしたら卒園となります。
4月以降の保育園を探さないといけない、いわゆる保活真っ只中な状況です。
先日は入園一斉面談にも行ってきました。

京都市も東京ほどではないものの待機児童の問題はあって、なかなか第一希望の園に入るというのは難しい状況です。

きっと保活で色々ご苦労されていたり、これからされる方も多いと思うので、自分の経験をここにメモしておきたいと思います。

前置きしておくと保育園に入るのが難しい家庭が倍率の高い保育園に入れる方法は書いてありません。ただどこの保育園を選ぼうか、小規模にしようかどうしようかなど色々迷うこともあると思うので、そんな時の判断材料になったらいいかなと思います。

ちなみにうちの子の保育園の利用歴はというと

  • 0歳時:無認可保育園
  • 1歳・2歳時:小規模保育園←今ここ
  • 3歳児:保育園利用予定※結果待ちです…ドキドキ

小規模保育園って実際どんな感じ?

1歳から通わせている小規模保育園について簡単に自分の思うメリット・デメリットをまとめたいと思います。
すべての園に共通するかはわかりませんが。。。

メリット

異年齢のこどもと関わって生活すること。

うちの小規模保育園は1歳クラスのこどもも2歳クラスの子どもも基本的にずっと一緒にワンフロアで過ごします。
(※担当の先生は1歳を中心に見る先生、2歳を中心に見る先生と別れています。)
そのため、1歳の時は2歳のお兄ちゃんお姉ちゃんの姿を見たり一緒に遊んだりして言葉や行動がどんどん成長していきました。
2歳になると今度は1歳の子と一緒に過ごすので、自分より小さい子と関わることで、優しいふるまいができるようになってきたと思います。

人数が少ないからみんな友達感

これも園によるかもですが、うちの園は1歳2歳全員でも20人くらい。
なので子ども同士はみんな友達になっていますし、子どもも親の顔を覚えるので、「だれだれ君のお父さん」って感じでこどもたちと親が距離が近く話したりできるのも、個人的には楽しいですw
仕事に疲れてお迎えに行くと、よそのお子さんの笑顔に癒されることがよくあります。

デメリット

人数が少ない分、土曜保育は人がめっちゃ少ない

土曜日も仕事で預けたい、という人は土曜保育が必要になりますよね。
うちも利用していますが、園に入る前に、この点についてはちゃんと考えられてなかったな、と少し反省しています。

小規模保育園は、そもそもの利用児童が少ないので、大きな園と比べて土曜日に預ける家庭が少ないです。
さらに小規模保育園を利用されるご家庭は、両親ともフルタイムだったり、土曜もがっつり働いているっていうところは多くありません。

通常だと小規模保育園より、普通の保育園が人気だと思います。当然人気の園は長時間勤務している家庭が選ばれやすく、ポイントが少ない、つまり就労時間が少ない家庭は、落選となりやすいです。
そして落選した家庭が次の候補として小規模保育園を選ぶ、ということになるので、どうしても長時間フルで働いていたり、土曜日も出勤しないといけない親御さんって普通の保育園に入れていて、小規模に回ってくるのは少ないように思います。

うちの園だと、だいたい毎週の土曜日の利用人数は2,3人。ごくたまに多い時で園児4人ほど。
一度だけうちの子しかいない、という土曜日もありました。

先生と一緒とはいえ、朝から夕方までひとりで過ごさせるというのは親として心が痛みます。。。
それに先生にも申し訳ないような気持ちになります。

うちの園は毎週火曜日までに、その週の土曜日保育を利用するかどうか、表にチェックして申請するんですけど、自分ちひとりしか申請していない状況だと、預けたらいけないような気になって無理して休みを取ったりしたこともあります…。

大きな保育園なら園全体でたくさんの園児がいるので、そういう心配は少なそうです。
土曜日も仕事があるから預けたい、という人は、普通の保育園を優先して選ぶことを個人的にはおすすめします。

3歳でまた保活をしないといけない

これは入る前にわかってることですが、やっぱり保活は親にとってみると、何回もやりたいものではないですよね…。
こどもにとっても先生や友達とバラバラになっちゃいますし、新しい園でなじめるのか~とかも親としては気になりますね。。。

小規模保育園の次の連携施設がどこの園か見ておきましょう。

小規模保育園に入れようかなと考えていて、その後も保育園を考えている方は、連携施設がどこの園かも見ておくべき!

小規模保育園には連携施設という形で、卒園後の連携保育園が指定されています。
3歳児の保活の際に、その連携保育園を第一希望に書けばポイントが10点加算という大サービスが受けられますw
このポイントは第二希望以下に書いてももらえません。。。

10点もらえたら保育園に入れる可能性もぐっとあがりますよね。
なので、その園が「入れたい」と思える園かどうか、家や通勤経路の距離なども確認しておきましょう。

小規模保育園と距離が近い連携保育園のところもあれば、ちょっと遠いやん!ってとこもあったりします。

注意点としては、連携保育園だからといって全員プラス10点で入れるかというとそうではないということ。
全員が連携の小規模保育園からの園児にならないように、連携保育園枠が園ごとに決められるそうです。

例えば、今年は5人募集します、という場合、連携の小規模からは2人までです、みたいな。
なので自分の小規模保育園から同じ連携保育園に希望する人が多かったら、友達の家庭とのポイント比較になります。
そこで連携枠からはじかれて、プラス10点しても意味なかった~ということもありえます。

京都市の一斉面談について

一斉面談を気にされる方も多いかと思います。
僕は1歳時の時と今回、2回とも面談にはひとりで参加しました。
平日の面談に父親だけで参加するというのはかなりレアパターンだと思います。
ほぼいません。。。

全然堅苦しいものじゃありません

就職の面接みたいに想像されるかもしれませんが、全然ラフな雰囲気です。
緊張する必要もありません。
自分が参加した区では、区役所の大きな会議室にテーブルの島がたくさんあって、同時にたくさんの人が面談されていく感じです。

面談担当者は行政のケースワーカーさんがひとり。
時間は人によりますが早いと10分もかかりません。

色々書類の内容について確認のために聞き取りされます。
勤務地とか、交通時間とか、希望園に見学行ったかどうかとか。

最後に何か聞きたいことはありますか?と聞かれるので、気になることがあればどうぞ。
下にも書いてますが、ここで何かアピールしても正直保育園の入りやすさはあまり変わらないんじゃないかと思います。

書類に書いてあることをポイントに置き換えて判断されるだけなので、面談の場面で「うちはこんなに大変なんです~~~」とか言っても、ポイントには大きな影響はありません。

僕も持病(難病)がありますが、障害ではない限りポイント加算はされません…。

入所希望数と募集定員数がわかる

面談の場、もしくは会場内で、どこの保育園がどれだけ人数の募集をしていて、そこにどれだけの人が申請しているかという数が見れます。

この前行ってきた時に確認しましたが、うちが申請書類に第1から第6希望まで書いていた希望園は全て「定員オーバー」していたり「募集0」でした…がっくり…。

そもそも3歳児の募集枠は多くても一園に3,4人くらいで、1,2人とかが普通です。
募集0の保育園も結構ありました。

逆に定員割れしているのは地理的に不人気なところと、新設の保育園です。
そうした保育園なら入れる確率がかなり高いので、人気の保育園で落ちた人がそちらに流れる可能性が大ですね。

うちもそうなりそうかなと思っています。

ちなみに行政の方に聞いたのですが、この面談以降、募集人数が増えることも可能性としては、あるそうです。
1,2,3月で転勤とか色んな理由で保育園を辞める家庭が出たら、追加で募集枠が増えることもあるとのこと。

逆に希望する人が増えることもあります。
上の集計数は12月途中までのものが張り出されているだけなので、1月中に申請する人をカウントするとさらに激戦になることもあります。

面談後であっても希望園を変更できる

面談最終日の1週間後くらいまでの間であれば希望園を変更することができます。
面談を受けてみて、希望園の募集枠とかを見て、「やっぱりもう一度考え直そう」ということもできます。

でも判断は難しいですね。。。

第一希望の園が定員2枠で、自分も含めて5人応募していたとしても、その5人のポイントがいくらなのかはわかりません。

「みんなすっごいポイント高いんじゃないか。。。」

と、受験の時に隣の人がすごい賢そうに見える現象と同じ気持ちになったりもしますw
ポイントは行政の人にしかわからないことですからあまり深読みして、希望園を大きく変えなくても良いのかなと思います。

ただし、AさんとBさんが同じポイントだとして、ある保育園をAさんは第2希望に書いて、Bさんは第3希望に書いていた場合、Aさんが優先されるそうです。(行政の方に聞きました)

希望保育園にアピールしたら入りやすくなるのか?

ママ友パパ友の噂などで、「希望保育園に見学に行ったときなど顔を覚えてもらってアピールしておくのが良い」なんてことを時々聞きませんか?
僕も知り合いで、うちの子の2,3歳上のお子さんがいる方からも、保活の時にそういうことをよく言われたと聞きました。

こんな記事もありました↓

【京都市の人気の保育園の空き状況は?1歳児と2歳児の入園のコツは何?】

園庭開放などのイベントに足繁く通う!
先生に会うたびに希望をアピールする!
市役所の保育課にもしっかり顔を出しておく
一斉面接にはぜひ夫婦で行こう!

なんて書いてありますけど、ずばり言うと、今はこれは関係ないでしょう!

2年前、うちの子が1歳の時に保活をした年、もしくはその1年前からかな、制度が変わって、各家庭の状況をポイント付けして行政の方でルールに従って公正に振り分けていくことになっています。
このルールが、良いか悪いかは別にして、結構かっちり決められています。

なので、保育園の先生に顔を覚えてもらおうが、ポイントは増えも減りもしません。
あくまで家庭の状況次第です。

保育園への見学は親が自分のこどもを「本当にこの園に預けたいと思えるか」を確認する機会であり、アピールしても意味はないと思います。

上の記事のページにコメントしている方がいますが

点数制になっているので園庭開放、役所への根回しなんて…意味がないとは言いませんが、今はもうそれで入れる状況ではないですね。

まさにこの通りだと思います。
この方がコメントされてるのが約1年前なので、やはり制度が変わって以降のことですね。

ポイントを上げたければ、働いてる方であれば会社に相談して勤務時間を増やすとか、何かしらポイント表にしたがって考えるしかないでしょう。


ちなみに年によって制度も変わっているようです。
「保育士さんや看護師さんはポイントが10点加算される」とかは2年前の保活時は無かったと思いますが、今回は含まれていました。

保育士さんや看護師さんはかなり有利ですよね~いいなぁ~いいなぁ~って何回もその欄を眺めました(笑)

その年のルールや園の状況、各家庭の状況によって、僕の書いたことが当てはまらないことはあると思いますので、あくまでご参考に。。。

保育園の通知が来たら、またブログ書くかも…どきどき。


※追記

遅くなりましたがついに続編を書きました!
父親の経験からまとめた、保育園の選び方・選ぶときに気をつけるポイント!

保活をしている人に役に立ててもらえるんじゃないかと思います!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です