難病の人にとって保険は定期(更新型)と終身型どっちが良い?

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ヨシオカ

Web制作・Webマーケティングを仕事にしているお腹の弱い30代・アンカーリンク代表。Webやビジネスのことを中心に、日々の生活のことや持病のことなども情報発信しています。クローン病歴10年以上。

更新型?それとも終身型?

生命保険の商品は数多く販売されていますが、そのすべてを「保障期間」という視点で大きく分けると、2つの種類に分けることができます。
「定期保険」と「終身保険」の2つです。
この2つは保障期間が違うことで、それぞれ保険加入の意味合いが変わってきます。
それぞれの違いや特徴をご存知ない方はもちろん、知っているという方も、基本的な点を抑えておきましょう。
また、このサイトを読んで頂いてる難病・特定疾患の方にとっては、どちらに加入するのが良いのか。この2つの違いを難病患者の視点でも解説します。

定期保険と終身保険の違いは保障してくれる期間にあり

まずは定期保険と終身保険の違い・特徴についてご紹介します。

定期保険とは

定期保険とは保険期間(万が一の時に保障してくれる期間)が、あらかじめ定まっている保険です。商品によって色々ですが、あらかじめ10年と決められた定期であれば保険期間は10年間です。その期間中に万が一のことがあった場合には保険会社から保険金を受け取ることができます。その10年を過ぎると契約が切れるため、万が一のことがあっても保険金を受け取ることはできません。契約自体がなくなるので、加入者が保険料を支払う必要もなくなります。

終身保険とは

終身保険とは、保険期間が一生涯続く保険です。解約しない限り亡くなるまで続きます。この一生涯保障に対して保険料をいつまで支払うかというと、商品によって異なります。
ひとつは、保険を解約しない限り一生涯にわたって保険料を払い続けるパターンと、もう一つは、ある年齢までに保険料を払い込んでしまって、それ以降は払わなくて良いというパターンです。保険料を払い込んでも保障は一生涯続きます。
途中で保険を解約すると、保障期間は終了します。

難病の人は定期と終身、どっちがいいの?

簡単ですが、ここまで定期保険と終身保険について知っていただきましたが、難病の人にとってはどちらに加入するのが良いのでしょうか。

難病の方が注意しなければいけないのは「定期保険」を更新する際に、その更新時の健康状態で再度審査をしなければいけない、ということです。これは難病の多くの人にとっては、悩ましいポイントではないでしょうか。

もし難病の根本治療が見つかっていて、完治していたとしたら、その更新の際に保険料の大きな増額はなく、再度入れることがあるかもしれません。一方で、完治どころか、体調が悪くなり、それまでに入院をしていたりすると、保険料の大幅の増額や、場合によっては加入できない、ということも大いにありえます。

難病の方だと、完治するのと、症状が悪くなるのと、どちらの可能性が高いでしょうか。
もちろん完治してほしいと期待はしたいですが、それよりも体調悪化の方が、現実的に見ると可能性が高いのではないでしょうか。(もちろん病気の種類やその人によると思いますので、よくよく考えてみてください。)

難病の方で、もし体調がしばらく落ち着いていて、今なら割と手頃な保険料で、納得の条件で保険に加入ができる、ということであれば、ずっとその先、保障が続き保険料も上がらない(更新型ではない)保険を検討されてはいかがかと思います。

逆に難病の方で定期保険を検討されている方は、更新時の健康調査の際に、保険料の大幅な増額や、加入不可の可能性があることをよく理解し、納得した上で、加入するようにしましょう。

あくまで保険は経済状況・家族構成・人生設計等をふまえた上で判断していただく方が良いので、「難病だからこっち!」と一括りにすることはできません。ただ、その良い判断をするために、難病だからこそ、こういう視点から考えることも大切ですよ、というアドバイスと思っていただけたらと思います。