今回は「小さな会社や個人が良いホームページを作る時に大切なポイント」を解説していきたいと思います。
なんとなく「ホームページいるよなぁ」で作っても、ほぼほぼ失敗します。ほとんど人が見に来ませんし、来てもそこから反応がありません。
逆に下記のポイントを抑えれば、手作りホームページであっても、反応を得ることはできます。
もくじ
コンセプトを明確に伝えること
コンセプトが伝わると、その会社や商品・サービスの魅力が伝わり、選んでもらいやすくなります。
コンセプトとは
そのものの独自の価値やストーリーを表現したもの
会社であれば、
- 誰をどのように喜ばせる会社なのか
- なぜそのようなことに取り組むのか
- その取り組みはその会社だからこそ、ならではのやり方か
商品・サービスであれば
- 誰をどのように喜ばせる商品・サービスなのか
- なぜそのようなことに商品・サービスが生まれたのか
- その商品・サービスの特徴はその会社だからこそ、ならではのやり方か
こうしたことがホームページ上で表現されていることが大切です。
HPを見る人の視点に立って制作・更新されている
ホームページを見に来た人は、何かしら「知りたい」と思って閲覧します。
その人の視点に立って、情報が掲載されていることが重要です。
その人の知りたい事よりも「自分が伝えたい」ことばかり掲載されていないか
その人にとってわかりやすい言葉、表現ではなく、自社や自分の業界で当たり前になっている難しい表現になっていないか
今一度見直してみましょう。
デザインにこだわりすぎない
デザインにこだわることがいけないということではありません。デザインが悪いよりも良い方がもちろん良いです。
ただデザイナーでない人が考えるデザインは失敗しやすいポイントです。
素人がこだわろうとすればするほど、良くない方向に行きがちです。
- 時間ばかりがかかって肝心の内容が充実していない
- デザインの基本ルールが身についていないのでごちゃごちゃする
- ホームページが見づらく、情報を探しづらくなり、知りたい情報を見落とす
プロのデザイナーさんは単にかっこいいとかオシャレな見た目を作っているわけではありません。
使いやすさ・情報の探しやすさといった機能面もアップさせることもデザインの役割なのです。
それをちょっと自分で好きな感じでやろうとしてしまってもうまくいきません。
ですのでプロにお任せしないのであれば、割り切って「シンプル」なデザインにすることが大切。
自分であれこれカスタマイズしようとせず、テンプレートのまま作ってみることをおすすめします。
人にどうやって見に来てもらうのかイメージできている
当然ですがホームページを作ったから人が見に来るわけではありません。
見に来てほしければどうやって見に来てもらうか、を把握し、対策しておく必要があります。
主に小さな会社や個人のホームページに見に来てもらうには下記のような流れがあります。
- 名刺やチラシなど紙媒体を見て、気になってくる人
- SNS経由で見に来る人
- 検索エンジンから見に来る人
- 他のサイト(まとめサイトや個人のブログなど)で紹介されたリンクから見に来る人
- 店舗来店、商品購入したあとで気になって見に来る人
自社の場合はどこのルートからホームページに見に来る人を増やしたいか、どこのルートからなら一番増やせそうか(マッチしているか)を考え、対策しましょう。
- 名刺・チラシなどの紙媒体や店舗内・商品には「HPでこんな情報を発信しています!」とひとこと添えるだけでも、人が見ようと思う気持ちをアップできます。
- 検索エンジンからのルートを増やそうと思うとそれに応じた専門的な対策も必要になってきます。
- SNSであれば使い方を身につけて、自らもそのSNSで色んな人と交流していくことが必要です。
いずれきっと来るだろうでは驚くほど来ません。それに応じた対策を考えましょう。