PS4/PS5でAPEXなどゲームVCやディスコードの音声を配信に乗せる方法を解説

私が書いています

吉岡

Web制作・Webマーケティングを仕事にしているお腹の弱い30代・アンカーリンク代表。Webやビジネスのことを中心に、日々の生活のことや持病のことなども情報発信しています。クローン病歴10年以上。

数年前から趣味でオンラインゲームをしていて、仕事柄ネット配信などにも興味が湧いたのでひっそりとYOUTUBE配信にチャレンジしています笑

そうした中で、PS4や5の配信に関して時々見聞きするお悩みとして、
「野良の人や味方のゲームVCの声が配信に乗らない」
「プレステ5のディスコード昨日でフレンドと話している会話が配信に乗らない」

というものです。
この問題について自分の経験から解説おt解決策をご提案・解説したいと思います。

PS4やPS5で配信するときのよくあるお悩み

PS4やPS5は元からYOUTUBEやtwitchでブロードキャスト(配信)する機能が備わっています。でもPC勢の配信の場合と違って下記のような不便な点があります。

  • APEXなど特定のゲームのボイスチャットVCではフレンドや野良の人など自分以外の人の声が配信に乗らない。
  • PS5でディスコードを使ってフレンドと会話していてもフレンドの声が配信に乗らない。
  • YOUTUBE配信者みたいに配信中に、フレンドとの会話はミュートにして視聴者にだけ話したいけどできない

プレステ本体に備わったパーティーVCでやりとりしている場合であれば味方の声は配信に乗せられますが、APEXを例にとるとゲーム内VCやPS5に備わっているディスコードでは自分の声しか乗せられません。視聴者側からすると、ひとりで話したり返事したりしていて、なんの会話をしているのかわかりづらくて見ていても楽しくないということにも繋がります。

解決策:PCを繋いでOBS配信すればすべて解決します

上記の不便なところを解決するには、プレステにパソコンを繋いで配信すれば解決できます。そこで必要になるのがOBSというソフトです。OBSというのはPCに無料でインストールできる配信ソフトで、YOUTUBEやtwitchなどでPCゲームを配信している配信者の多くが使っているソフトです。

プレステで味方のゲームVCやディスコの声を乗せて配信するために必要なもの

  • パソコン(ゲーミングPCでなくてもOK)
  • キャプチャーボード
  • マイク(1~2個)

この他には基本的にゲームをする際に必要なイヤホン(ヘッドセット)やケーブル類も必要になります。

パソコン(ゲーミングPCでなくてもOK)

PS4/5の映像音声を取り込んで配信するためにPCを使用します。ただしゲーミングPCである必要はありません。自分も普通に仕事で使うノートPCで行っています。低スペックだと重たくなる可能性はあります。

キャプチャーボード

PS4/5とPCを直接繋げても映像や音声を取り込めません。取り込むために間に入れないといけないのがキャプチャーボードという機材です。PS4/5から送られた映像と音声を、パソコンとモニターにそれぞれ送ってくれます。

自分が使っているキャプチャーボードがこちら。他の高いものだと2万円前後のものもありますが、自分はこれで十分配信できています。

マイク(1~2個)

今回ご紹介する方法の意外な盲点というか大切なポイントがマイクです。PS4/5のブロードキャストで配信される方のほとんどが、普段ゲーム時に使用しているヘッドセットやイヤホンについているマイクを通じて喋っていると思います。

でも上記のVC問題を解決するには、ヘッドセットのマイクではなく、マイク機能単体のいわゆる「マイク」が必要になります。ゲーム配信者がスタンドマイクに向かって話しているのを見たことがあるかと思います。置き型でも良いのでマイク単体が必要です。

なぜ単体のマイクが必要か。フレンドや野良の人と会話するのにプレステにヘッドセットを差すと、ゲーム音すべてがヘッドセットに送られてしまい、PCに出力されません。そのため配信にゲーム音が乗らなくなります。(このゲーム音にはVCの声も含まれます。)

技術的な細かい解説はできませんが、プレステのゲーム音がヘッドセットのイヤホン機能に取られてしまうため、もう一方のPCには来ないのだと思います。コントローラーのイヤホンジャックに差しても、そちらに音が取られてしまいます。なので上記の条件で配信する場合、プレステ本体やコントローラーにはヘッドセットやイヤホンは接続できません。

ではゲーム音はどこから聞けば良いのかというと、プレステからではなくモニターからになります。PS4/5からキャプチャーボードを通じてPCとモニターに映像・音声が送られますので、そのモニターからの音声をヘッドセットやイヤホンで聞くことになります。PCにも送られますがPCに入ってくる音声だと若干遅延があるので、個人的にはモニターにヘッドセットを差して聞く方がゲームに支障がないかなと思います。

一方で味方に自分の声は送らないといけません。そのためプレステに接続するマイク単体が必要になるということです。

もうひとつのマイクは?

必要なものにマイク(1~2個)と書きました。プレステに差すマイクとは別に、PCに差すマイクが必要になる場合があります。PCにマイク機能がない場合や、あっても音質が悪い場合です。

PCを通じて配信する場合、自分の声を配信に乗せるにはPCに自分の声を入力しないといけません。最近のノートPCならマイク機能があるので、音質にこだわらなければ、なくても大丈夫ですが、ヘッドセットなどのマイクと比べても音質が良くなかったり、細かくしっかり声を拾ってくれないので、聞いてる側は違和感は感じると思います。なので個人的にはPS4/5に差すマイクとPCに差すマイクの2本が必要だと考えています。

味方とのやりとりをミュートにして配信にだけ声を乗せたい場合

手軽に見方とのやりとりをミュートにするにはPS4/5に繋いでいるマイク自体のオンオフボタンを使用するのが便利です。上記でご紹介したやり方では2本のマイクを設置することになるので、プレステに接続しているマイクだけミュートにして配信用のマイクにだけ話せば問題ありません。

ですのでマイクのひとつは手軽にワンタッチでミュートできるスイッチが付いているマイクがおすすめです。自分が使っているのがこちらのマイク。マイク上部に触れるだけでオンオフが切り替わるので便利です。

PCにつなぐ配信用のマイクもミュートスイッチがあれば、ちょっと席を外したい時や、家族に声をかけられたときなどに便利ですが、OBS上でも配信用の音声をワンクリックでミュートにできるので、マイク自体のミュートボタンは必須ではありません。あると便利ではあります!

OBSの設定については解説されている記事が多くあるのでそちらでご確認いただけたらと思います。

プレステのブロードキャストではできないOBS配信のメリット

本題から逸れますが、プレステ配信と比べてOBS配信には音声以外にも色んなメリットがありますので、簡単にご紹介します。

1.画面上に文字や画像が入れられる。

プレステの映像をパソコンに素材として取り込んだ上で、OBS上で他の画像素材なども重ねて配信に乗せることも簡単にできます。「チャンネル登録お願いします!」など好きな文字も入れられます。

2.配信中にBGMが流せる。

プレステ配信ではゲーム音以外の音を同時に流すことができませんが、OBS配信ならパソコンで流せる音ならなんでも配信で流せます。※著作権には気を付けましょう。

3.録画機能が同時に使用できて簡単。

OBSにもプレステ同様、ゲームの録画機能がついていますが、少し使いやすいように思います。スイッチを押してからストップするまで録画!となるいわゆる録画機能と、気になるシーンを後から巻き戻しで保存するリプレイバッファ機能があります。保存秒数も細かく変えることができます。

プレステの録画機能は、PS4だと一度設定画面を開いてしまうと巻き戻しシーンがリセットされしまって撮れてなかったということがありますが、そういうことがありません。

配信することだけを考えたら準備や設定も含めるとプレステ配信の方が圧倒的に簡単です。ただしもう少しこだわって色んな事がしてみたいという方にはOBS配信の方が幅が広がります。一度設定して慣れれば難しくはないので挑戦していただければと思います。

分かりづらい、もう少し教えてほしいという方は、お問合せフォームよりお送りいただければと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です